NAC新潟アジア文化祭にて「月下の宴」を開催いたしました。
有難うございました。
公演の収益を中越地震の震災復興の義捐金として寄付しました。
〜本文より〜
カタックは200個もの鈴を両足首につけての複雑なステップと、優雅な手の所作、一点を見据える表情が特徴の踊りだ。 フラメンコの源流とも言われ、衣装もサリーではなくドレスである。見所は「フラメンコと似た決めのポーズや、旋回してドレスが開くところが綺麗」と話す。
佐藤さんは同大学大学院を修了後、都内の総合家電メーカーに就職。研究員として働きながら、趣味でフラメンコとクラシックバレエを習っていたが、フラメンコの源流が北インドと知り、1995年に20代半ばでインドに渡った。
本場のカタックの美しさに「これだ」と思った佐藤さんは、国立の舞踊学校で、インドの人間国宝パンデット・ビルジュ・マハラジ師に師事。「7,8年してやっと笑顔を見せてくれた」というほど、師匠は厳しかったが、「ここでやめたら後が無い」と頑張りぬいた。
3ヶ月前にようやく師から日本での本格的な活動を許され、帰国を決めた。
「カタックには神への感謝の気持ちがこめられている。インド音楽と雅楽に似ていることがあるなど、インドと日本の文化はすごく通じている」と語る。
「基礎を壊すことなく、日本のものを加えて新しいものをつくり、皆さんにお見せしたい」と力を込める。」